+An Illustrated Reference Guide *多数(1,000 以上)の糖尿病関連遺伝子が報告されており,日本人ではインスリン分泌能に関わる遺伝子の異常が多い(インスリン分泌障害の影響が大きい)とされる.*境界型の段階から,動脈硬化は進んでいるとされる.症状・合併症の進行● 2 型糖尿病:type 2 diabetes mellitus ● インスリン分泌障害:insulin secretory disorder ● インスリン抵抗性:insulin resistance ● インスリン分泌能:insulin secretory ability ● 糖化ヘモグロビン(HbA1c):hemoglobin A1c ● 飛蚊症:myodesopsia ● 虚血性心疾患(IHD):ischemic heart disease ● 境界型:borderline type ● 悪性腫瘍:malignant tumor ● 甲状腺機能亢進症:hyperthyroidism● 肥満 ● 運動不足 ● 加齢 ● 多尿 ● 口渇● 多飲● 神経障害● 網膜症● 腎症● 動脈硬化● 2 型糖尿病は,インスリン分泌低下〔p.213〕とインスリン抵抗性増大〔p.213〕が合わさって,イ● 2 型糖尿病が中高年層に好発するのは,先天的な遺伝因子に,後天的な生活習慣を主とし● インスリン分泌能に関わる遺伝子● インスリン感受性に関わる遺伝子● 2 型糖尿病は,初期には自覚症状がほとんどなく静かに進行し,慢性合併症の血管障害〔p.190,191〕が進んでいく.合併● このため,健診などで血糖値や HbA1c を確認し,早期診断・早期介入を行うことが重要である.● この他,インスリン分泌障害が進行してインスリンの同化作用が不足すると体重減少をきたす.● 糖尿病が比較的急速に発症した場合や,元々の糖尿病が急性に増悪した場合には,膵癌をはじめとする悪性腫瘍,甲● 過食,高脂肪食● ストレス● 感覚障害,自律神経障害● 飛蚊症,視力低下● 蛋白尿,浮腫● 虚血性疾患(狭心症,脳梗塞)212疾患別の栄養療法 中高年に好発 成因と病態 自覚症状がないまま発症・進行している 経過と症状症も初期には無症状であるため,放置した場合には重症化している危険がある.状腺機能亢進症〔病③ p.244〕,クッシング症候群〔病③ p.284〕などの存在を疑う.ンスリン作用が不足することで発症する.た環境因子が積み重なった時点で発症するからである.境界型〔p.192〕インスリン作用不足が発症レベルに到達など生活習慣の是正は糖尿病の予防・治療にとって重要ですが,糖尿病患者=生活習慣がだらしない人,と安直に考えるのは誤りで,スティグマにつながりうるため,正しく理解しましょう.血管障害による症候・疾患2 型糖尿病監 修安孫子 亜津子**環境因子はまずはインスリン抵抗性を増大させるが,インスリン抵抗性の増大や高血糖による悪影響で,インスリン分泌能も後天的に低下する〔p.214〕.医師主として生活習慣によるインスリン抵抗性の亢進環境因子**インスリン抵抗性増大高血糖による症状血管障害の進行発症前2 型糖尿病になりやすい体質遺伝因子*元々のインスリン分泌低下抵抗性が増大しやすい体質初期には無症状発症 長期間経過境界型*〔p.192〕この間にできるだけ早く健診などで発見することが重要2 型糖尿病糖尿病ですインスリン作用不足インスリン分泌低下人それぞれ様々な割合〔p.214〕インスリン抵抗性増大2 型糖尿病
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