分類説明An Illustrated Reference Guide肥満/メタボリックシンドローム病態と診断基準脂肪組織からの脂肪のながれ● 皮下脂肪型肥満:subcutaneous fat obesity ● 内臓脂肪型肥満:visceral fat obesity ● 中性脂肪:neutral fat ●トリグリセリド(TG):triglyceride ● 遊離脂肪酸(FFA):free fatty acid ● 超低比重リポ蛋白(VLDL):very low-density lipoprotein ● 動脈硬化性疾患:atherosclerotic disease ● アディポサイトカイン:adipocytokine● 肥満は成因によって次のように分けられる.本書では● 肥満は内臓脂肪の面積によって皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満に分類される.● 皮下脂肪と内臓脂肪は,同じ脂肪組織であっても性質が異なる.● 腸の周辺に内臓脂肪は少ない.● 腹壁の皮下に厚い脂肪の層がみられる.● 洋ナシ型肥満ともよぶ.● 内臓脂肪は皮下脂肪に比べて分解,合成されやすく,消化管から吸収したエネ● しかし内臓脂肪が過剰に蓄積すると,多量の脂肪が分解されることになり,肝● 加えて,過栄養時には脂肪細胞が肥大することで低酸素,高酸化ストレス状態● 内臓脂肪とは腸間膜脂肪と大網,腎周囲脂肪の総称である.● 腹腔全体に内臓脂肪が蓄積している.● リンゴ型肥満ともよぶ.125写真提供:松澤 佑次≧100 cm2内臓脂肪に蓄えられた中性脂肪絶食や運動による分解門脈に流入グリセロールインスリン抵抗性〔p.213〕糖新生〔p.33〕血糖値⬆肝臓門脈腸間膜腸管内臓脂肪 皮下脂肪型か内臓脂肪型か 肥満の分類原発性肥満を主に扱う.ルギーの一時的備蓄や供給に重要な役割を果たしている.臓に流入する遊離脂肪酸(FFA)とグリセロールが増加する.となり,アディポサイトカイン〔p.138〕の分泌異常が起こると考えられている.内臓脂肪面積(腹部 CTによる)皮下脂肪内臓脂肪写真提供:松澤 佑次筋 肉(エネルギー源として利用される)成因による肥満の分類脂肪の分布による肥満の分類<100 cm2皮下脂肪型肥満皮下脂肪皮下脂肪に蓄えられた中性脂肪絶食や運動による分解遊離脂肪酸(FFA)〔p.40〕 グリセロール〔p.38〕血管動脈硬化性疾患のリスクが比較的低い内臓脂肪の位置原発性肥満基礎疾患がなく,生活習慣や環境因子などが原因で生じる.肥満者の 95%は原発性肥満である.二次性肥満何らかの疾患や薬物(向精神薬,副腎皮質ホルモンなど)により引き起こされる.内臓脂肪型肥満内臓脂肪FFA肝臓VLDL⬆(トリグリセリド〔TG〕を多く含む)脂肪肝〔p.350〕脂質異常症〔p.153〕 糖尿病〔p.187〕動脈硬化性疾患のリスクが高い
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