胃胃胃舌胃An Illustrated Reference Guide人体と栄養 *固有筋層は基本的に内輪走筋,外縦走筋の 2 層からなるが,歯口蓋消化・吸収● 食道:esophagus ● 漿膜:serosa ● 固有筋層:muscularis propria ● 下部食道括約筋(LES):lower esophageal sphincter● 消化管壁の構造は基本的に共通しており,内側(管腔側)から粘膜,粘膜下層,固有● 例外として,食道および腸管の一部(十二指腸後面,下部直腸など)には漿膜がなく,● 消化管のうち,小腸は多数のひだにより表面積が特に広くなっており,栄養素の吸収● 口腔・咽頭・食道は,咀嚼や嚥下を担う消化管である.● 歯,舌,口蓋があり,咀嚼〔p.278〕,嚥下〔p.278〕などに働く.唾液腺が開口しており,唾液による消化も行われる〔p.92〕.● 舌には味覚を受容する味蕾があり,感覚器としての役割ももつ〔病⑬p.207〕. ● 呼吸器と消化器の共通路であり,空気と食物の両方が通過する.● 嚥下時には食物が気管に入らないしくみとなっている〔p.278〕.● 嚥下によって口腔・咽頭から送られてきた食物を,蠕動運動によ● 食道の下部には下部食道括約筋(LES)があり,胃から食道への逆みらい91 基本的には共通する 消化管壁の構造 咀嚼や嚥下に働く 口腔・咽頭・食道筋層,漿膜の層構造となっている.固有筋層の外側は外膜で囲まれている.が効率良く行われる構造となっている〔p.93〕.口腔咽頭消化管壁の層構造食道小腸大腸肛門管漿膜は,腹腔の内側を覆う腹膜に相当します.そのため,腹腔外にある食道や直腸下部〜肛門管には漿膜がありません.また,後腹膜臓器である十二指腸の後面なども漿膜を欠きます.鼻腔喉頭気管下部食道括約筋(LES)粘膜内側外側食 道小 腸外膜漿膜■:漿膜あり■:漿膜なし食道腹腔直腸下部〜肛門管り胃へ運ぶ〔p.95〕.流を防いでいる.大 腸胃では斜走筋が加わり3 層となっている〔p.92〕.横断面肝臓漿膜(腹膜)膀胱膀胱口 腔咽 頭食 道肛門管粘膜上皮粘膜固有層粘膜筋板粘膜下層内輪走筋 固有筋層*外縦走筋漿膜または外膜十二指腸十二指腸直腸直腸医師
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