病9-4版_立ち読み
17/36

●低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP):lowdoseestrogenprogestin ●子宮動脈塞栓術(UAE):uterinearteryembolization ●MRガイド下集束超音波療法(FUS):MRguidedfocusedultrasoundsurgery ●粘膜下筋腫:submucousmyoma ●子宮内膜:endometrium ●筋腫分娩:deliveredmyoma ●筋層内筋腫:intramuralmyoma ●子宮筋層:myometrium ●漿膜下筋腫:subserousmyoma ●子宮漿膜/子宮外膜:perimetrium ●卵巣腫瘍:ovariantumor ●多発性子宮筋腫:multipleuterinemyoma●筋腫の成長は一様に肥大するのではなく,成長しないものやある程度の大きさまで発育するものなど様々である.●子宮筋腫は,上記の他に子宮頸部筋腫と広靱帯内筋腫(広間膜内筋腫)がある.●筋腫が子宮漿膜の直下に発生・発●無症状のことが多いが,茎捻転を起こすと急性腹症をきたす.●筋腫が子宮筋層内に発生・発育する●筋腫が子宮内膜直下に発生し,子宮●最も症状が強い.定義特徴●3つの中で最も多く,多発しやすい.約70%5〜10%頻度イメージ類腫瘍病変・前癌病変・腫瘍子宮筋腫●子宮筋腫と子宮腺筋症〔p.132〕は●合併例では月経痛(月経困難症)〔p.37〕がみられる.●約20%の子宮筋腫に子宮内膜●子宮筋腫の60~70%は多発性である.●上記の3種類のうち,同一種が多発したもの,もしくは複数種が合併し多発したものがある.症〔p.122〕が合併している.肉眼所見135An Illustrated Reference Guide筋層内筋腫が最も多い分類と合併例●子宮筋腫の約95%が子宮体部から,約5%が子宮頸部から発生し,まれに子宮腟部から発生する.●子宮筋腫は,筋腫の発育方向によって次の3 つに分類される.もの.子宮筋腫と合併する疾患子宮内膜症と合併10〜20%粘膜下筋腫腔内に向けて発育するもの.有茎性粘膜下筋腫子宮内膜筋腫分娩※ポリープや子宮体部肉腫との鑑別が重要.多発性子宮筋腫筋層内筋腫育するもの.子宮筋層筋層内筋腫漿膜下筋腫有茎性漿膜下筋腫子宮漿膜※卵巣腫瘍との鑑別が重要.子宮腺筋症と合併高頻度に合併する.

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る