病8-3版_web立ち読み用
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●前立腺肥大症(BPH):benign prostatic hyperplasia ●尿道カルンクル:urethral caruncle ●経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT):transurethral resection of the bladder tumor ●ラジオ波焼灼術(RFA):radiofrequency ablation ●カルメット・ゲラン結核菌(BCG):Bacillus Calmette-Guérin ●ロボット支援手術:robot-assisted surgery ●神経芽細胞腫:neuroblastoma ●バニリルマンデル酸(VMA):vanillylmandelic acid ●ホモバニリン酸(HVA):homovanillic acid ●副甲状腺ホルモン(PTH):parathyroid hormone●多くの尿路・性器腫瘍では手術療法が行われ,開放手術,内視鏡手術,●ロボット支援下内視鏡手術とは,内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ(da Vinciサージカルシステム)®」を用いて行う内視鏡手術のことである.●患者に鉗子やカメラが付いたアームを設置し,術者はこれを遠隔操作して●視野の確保が容易で操作性が高いため,手術時間や出血量を抑えることが●近年,適応が広がり,今後の発●腹腔鏡や膀胱鏡などを用いて行う手術のこと.●侵襲性が低く,多くの腫瘍で現●開腹して行う手術のこと.●従来の標準術式である.●侵襲性が高い.●手術の難易度が高い場合などに●操作性が高いため,手術時間や●難易度が高く,手術時間が長く(TURBT)尿路・性器腫瘍尿路・性器腫瘍総論●鉗子は上下左右や回転など自在に動かすことができる.●カメラは術野を立体画像でとらえ,ズーム機能などで視野を調節することができる.●縦隔腫瘍●心臓弁膜症●子宮体癌 ●直腸癌 ●膀胱癌 ●胃癌 ●腎細胞癌(部分切除術) ●食道癌 ●前立腺癌 ●肺癌 適応○○○△◎○○◎○×○×○○×作遠隔操263An Illustrated Reference Guide 多くの尿路・性器腫瘍で行われる 手術療法 手術用ロボットを操作して行う ロボット支援下内視鏡手術ロボット支援下内視鏡手術に大きく分けられる.内視鏡手術在の主流となっている.なりやすい.短い多い遅い比較的良好手術を行う.でき,術後の社会復帰を早めることができる.長い少ない早い難しい(腹腔鏡)ロボット支援下内視鏡手術●手術用ロボットを操作して行う手術のこと.展が予想される.出血量を抑えることができる.中間少ない早い良好(部分切除術)サージョンコンソール●術者が座って操作し,患者の体内に挿入された鉗子やカメラを遠隔操作して手術を行う.●手ぶれ防止機能や動かした手の幅を縮小できる機能を用いることで,細かな操作を正確に行うことができる.●操作するアームの切り替えやカメラの調節はフットスイッチで行う.開放手術概要行われる.手術時間出血量術後の社会復帰操作性腎細胞癌(腎癌)腎盂・尿管癌膀胱癌前立腺癌精巣腫瘍(高位精巣摘除術)ダ・ヴィンチ®の装置ペイシェントカート●4本のアームに付いた鉗子やカメラを患者の体内に挿入して手術を行う.適応となる疾患

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