*1〜2mmの誤差が許容できる場合,フェイスマスクで施行できるものもある.治療の第一選択として行う薬物療法手術,放射線療法に加えて行う●ガンマナイフ:gamma knife ●リニアック(LINAC):linear accelerator ●定位放射線照射(STI):stereotactic irradiation ●定位手術的照射(SRS):stereotactic radiosurgery ●定位放射線治療(SRT):stereotactic radiotherapy ●薬物療法:pharmacotherapy/drug therapy●定位照射〔p.541〕にはガンマ線を用いたガンマナイフによるものと,X線を用いた●リニアックをロボットアームで操●腫瘍の位置をリアルタイムに認識し,補正しながら照射する.●複雑な形状の腫瘍に対しても均●大部分の脳腫瘍は,手術が治療の基本であり,薬物療法の適応となるもの●薬物療法が第一選択となる組織型として,悪性リンパ腫,プロラクチン●また,悪性度の高い組織型であるgrade3~4の神経膠腫や髄芽腫では,●ジアゼパム静注(けいれんを止めたのち,必要に応じて抗てんかん発作薬)●ステロイド●浸透圧利尿薬●半球面に配置された60Coから,ガンマ線を集中的に照射する.60Coのガンマ線●照射野の精度が高く,線量の集●多発病変の治療が容易.●脳腫瘍に対しては,血液脳関門を通過しやすい薬物(分子量が小さく,脂溶性が高い)の有効性が高い.●脳腫瘍では,局所症状とし●リニアックを円弧状に操作して●患者の動きを赤外線で追尾し,●腫瘍の形に合わせて照射でき,542An Illustrated Reference Guide+αもっとわかる ガンマナイフと定位的リニアック 定位照射 第一選択となる腫瘍は限られる 薬物療法てけいれんをきたしたり,脳浮腫などにより頭蓋内圧亢進をきたしたりすることが多い.これらに対しては次の薬物が用いられる.定位的リニアックによるものがある.主要な機器の比較を次に示す.は限られている.(PRL)産生下垂体腫瘍がある.手術と放射線療法に加えて薬物療法が行われる.腫瘍など治療法Co60線源60Co線源(201個)(201個)イメージ概念線源適応部位頭蓋内病変専用頭蓋フレーム(侵襲的)*SRS(定位手術的照射)のみ頭部固定SRS・SRT特徴中が良い.対症療法に用いる薬物ガンマナイフヘルメット腫瘍ロボットアームリニアック作し,多方向から照射する.X線フェイスマスク(非侵襲的)SRSとSRT(定位放射線治療)一に照射できる.組織型胚腫(多剤併用療法を行う)トポイソメラーゼⅡ阻害薬悪性リンパ腫PRL産生下垂体腫瘍神経膠腫(grade3〜4)髄芽腫(多剤併用療法を行う)けいれん(てんかん)定位的リニアックサイバーナイフフェイスマスク腫瘍頭頸部および体幹部分類白金製剤シスプラチン,カルボプラチンエトポシドアルキル化薬イホスファミドR-MPV-A療法〔p.554〕代謝拮抗薬ドパミン受容体作動薬カベルゴリン,ブロモクリプチンアルキル化薬テモゾロミド,カルムスチン分子標的薬ベバシズマブ微小管阻害薬ビンクリスチン白金製剤シスプラチンアルキル化薬シクロホスファミドノバリスリニアックフェイスマスクビームの束で照射を行う.X線全身フェイスマスク(非侵襲的)SRS<SRT照射前に確認できる.1回の照射が短時間で済む.薬物脳浮腫(頭蓋内圧亢進)□デキサメタゾン□マンニトール□高張グリセロール
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