機能模式図●脳血管障害:cerebrovascular disease ●リハビリテーション:rehabilitation ●脳卒中:stroke ●脳浮腫:brain edema ●ペナンブラ:penumbra ●可塑性:plasticity ●廃用症候群:disuse syndrome ●急性期:acute phase ●回復期:convalescent phase ●生活期(維持期):maintenance phase ●経頭蓋磁気刺激(TMS):transcranial magnetic stimulation ●運動療法:therapeutic exercise ●ニューロモジュレーション:neuromodulation ●電気刺激:electric stimulationせいかそ塑性かそ塑性病態An Illustrated Reference Guide+αもっとわかる ●脳卒中などにより運動時に活動する部位に脳損傷が起こると,指令が出せなくなり運動が障害される.●脳損傷後の機能回復のメカニズムとリハビリテーション治●脳卒中の発症後,早期から適切なリハビリテーション治●機能回復には,治療による脳浮腫の改善やペナンブラ●また,機能回復にはリハビリテーション治療が重要な役●リハビリテーション治療は廃用症候群〔p.165〕の予防と日せい●脳の可●これまで,成人の脳の機能は変化せず,損傷を受けた場合,完全な回復は望めないと思われていたが,成人の脳にも可●これにより,脳損傷のリハビリテーション治療は,代償に重点を置いた方法から,可塑的変化を促し機能障害の改善を●正常では,脳からの指令を受けて●近年,脳の可塑的変化を促進するリハビリテーション治療として,運動療法に加え,薬物の使用,磁気刺激〔p.161〕・電●脳血管障害以外の疾患を含めたリハビリテーション治療の評価については〔病⑪p.474〕,〔病⑬p.368〕も参照のこと.●実際の機能回復の程度や時期は,個々の症例により異なる.*経頭蓋磁気刺激(TMS)治療〔p.161〕などにより半年以降でも機けいとうがいじきしげき●運動療法,磁気刺激などで脳のニューロモジュレーション(神経回路調節)が起こり,病巣の周囲などから新たな神経回路が形成される.●新たな回路からの指令により,運動監 修監修156 適切なリハビリテーション治療である程度の機能回復が期待できる 発症からの経過 損傷後に機能を回復するメカニズム 脳の可塑性〔p.92〕の血流回復などとともに,脳の可が関連して療について,ここでは脳卒中との関わりを中心に述べる.療が行われた場合,ある程度まで機能を回復できることが多い.いると考えられる.割を担っている.常生活への早期復帰のため,できるだけ早期(急性期を含む)から開始する.とは,神経回路網やシナプスが,環境に適応して機能や形態を変化させる現象をいう.塑性があり,損傷後などに変化が起こることが明らかになった.積極的に図る方向へと変化した.気刺激,機械を用いた治療など様々な方法が検討・実施されている.100%発症 1〜数週間 数ヵ月〜半年後遺症一般的には4〜6ヵ月程度でプラトーに達する*.慢性期の治療回復期生活期(維持期)機能が回復した場合手を握れ!……障害された部位脳の機能回復のメカニズム(一次運動野が障害された場合)正常手を握れ!活動部位運動が行われる.機能が障害されている場合脳卒中の発症からの経過治療急性期の治療リハビリテーション治療急性期能の改善がみられる可能性がある.……活性化した部位運動療法,磁気刺激など障害された部位が可能になる.脳血管障害の後遺症とリハビリテーション医療脳血管障害のリハビリテーション医療安保 雅博
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