❷ʼまたは陰圧で血栓を吸い付けた状態でカテーテルを引き抜き,血栓を回収する.血栓吸引カテーテル血管内治療(血栓回収療法)ステントリトリーバーD-Pミスマッチ●血栓回収デバイス:thrombectomy device ●ステントリトリーバー:stent retriever ●血栓吸引カテーテル:thrombus aspiration catheter ●マイクロカテーテル:microcatheter ●ステント:stent ●拡散強調像(DWI):diffusion-weighted image ●灌流強調像(PWI):perfusion weighted image ●D–Pミスマッチ:diffusion–perfusion mismatch●現在,脳梗塞の血栓回収療法を目的に使用が承認されている血栓回収デバイ●ステントリトリーバーと血栓吸引カテーテルを組み合わせて使用する場合もある.●MRIの拡散強調像(DWI)での異常信号範囲と,灌流強調像(PWI)での低灌流範囲の差はD-Pミスマッチとよばれ,これが大きいほどrt-PA静注療法や血管内治療などの再開通療法の効果が大きいと考えられる.●PWIは,造影剤を急速静注しながら撮影することで,脳循環の低下している範囲(低灌流領域)を検出することができる.●PWIで低灌流を示すが,DWIでは異常信号を示さない範囲は,不可逆的な壊死には至っていない虚血性ペナンブラ領域〔p.92〕と考えられる.●マイクロカテーテル内に,ステントが収納されている.●ステントは,カテーテルか●比較的大口径のカテーテルを,血栓を吸引・吸着するための吸引器またはシリンジに接続する.●血栓回収療法は適応を適切に判断し,実施環境の整った医療機関で所定の資格または経験を有する医師が行う必要が●DWIで異常信号(高信号)の部位は,虚血によりすでに壊死(不可逆的)に陥っていると考えられる.●D-Pミスマッチの有無・大きさを再開通療法の適応の参考とする.orAn Illustrated Reference Guide+αもっとわかる脳動脈と脳血管障害99 血管に詰まった血栓を取り除く 血栓回収デバイスの種類 再開通療法の適応判断に利用 D-Pミスマッチある(経皮経管的脳血栓回収用機器 適正使用指針 第5版 2023年8月).スの種類を示す.マイクロカテーテルステント❶マイクロカテーテルを血栓遠位部に誘導する.血栓吸引カテーテル血栓❶血栓吸引カテーテルを血栓近位部に誘導し,吸引器またはシリンジにつないで陰圧をかける.再開通❸捕捉した血栓を,マイクロカテーテル,ステントとともに回収する.血栓回収再開通可逆的な低灌流領域:(再開通すれば機能を回復させられる)ピタッデバイスの説明血栓をからめ取るマイクロカテーテルステントら出すと展開される.血栓を吸い取る血栓吸引カテーテル回収された血栓ステントリトリーバー によるもの拡散強調像(DWI)梗塞領域:血栓回収療法の概要マイクロカテーテルから出て展開したステント❷マイクロカテーテルを引き戻してステントを展開し,血栓を捕捉する.吸引再開通❷陰圧により血栓を吸引し,血栓を除去する.血栓吸引カテーテル によるもの灌流強調像(PWI)低灌流領域:
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