病6-2版_立ち読み
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●発熱毒素/発赤毒素(Spe):streptococcal pyrogenic exotoxin ●ストレプトリジンO(SLO):streptolysin O ●ストレプトキナーゼ(SK):streptokinase ●咽頭炎:pharyngitis ●扁桃炎:tonsillitis ●EBウイルス(EBV):Epstein-Barr virus ●ジフテリア:diphtheria ●丹毒:erysipelas●血中のASO,ASKの抗体価上昇により,溶連菌感染を確認できる.●続発症〔p.202〕の出現後にピークとなることが多いので,診断に有用となる〔p.203〕. 溶血毒●ストレプトリジンO(SLO)●ストレプトリジンS(SLS) ➡赤血球,白血球などを傷害 発熱毒素(Spe) ➡発熱や猩紅熱の発赤などの原因 酵 素●ストレプトキナーゼ(SK) ➡フィブリンの溶解を促進など●A群β溶連菌感染症には急性感染症と続発症がある.●急性感染症は上気道と皮膚・軟部組織の感染症が多い.●続発症は主に産生された抗体や免疫複合体によるもので,先行感染M蛋白抗貪食作用,抗殺菌作用など●丹毒は主にA群β溶連菌による真皮の炎症〔p.196〕である.●顔面・下肢などに急速に広がる紅斑がみられ,高熱(39●咽頭炎・扁桃炎●3〜14歳に好発し,高熱,白苔を伴う扁桃の発赤,圧痛●紅斑は浮腫状に硬化し,境界が鮮明で疼痛を伴うこと●鑑別にはEBウイルス〔p.299〕やジフテリア〔p.208〕による急性グラム陽性菌感染症レンサ球菌感染症●リウマチ熱, リウマチ性 心疾患〔p.202〕1〜5週 症 染●口蓋扁桃の発赤・腫脹と白苔の付着( )を認める.201An Illustrated Reference Guide第97回医師国家試験H15溶連菌感染ストレプトリジンOストレプトキナーゼ続発症(免疫学的機序による)●溶連菌感染後急性糸球体腎炎〔p.202〕SLOSK 様々な特徴をもつ A群β溶連菌の病原性●A群β溶連菌の病原性は,産生される毒素・酵素や表 免疫学的機序による続発症がある A群β溶連菌感染症の病態 A群β溶連菌によるものが多い 急性咽頭炎・扁桃炎●A群β溶連菌は,急性咽頭炎・扁桃炎の原因となる細菌面抗原のM蛋白などの作用により発揮される.毒素および酵素潜伏期2〜5日感発の中で最も多い.を伴う前頸部リンパ節腫脹などがみられる.咽頭炎を考える. 血清学的検査 ASO,ASK●ストレプトリジンO(SLO)に対する抗体をASO,ストレプトキナーゼ(SK)に対する抗体をASKという. 真皮の化膿性炎症 丹毒非侵襲性のもの(多い)●痂皮性膿痂疹〔p.197〕●丹毒,蜂巣炎(蜂窩織炎)侵襲性のもの(まれ)●壊死性筋膜炎〔p.204〕●劇症型A群レンサ球菌感染症〜40℃),悪寒などの全身症状を伴う.が特徴的である.ASO,ASKの抗体価⬆SLOASOSKASK第110回医師国家試験H30●両頬,鼻にかけて比較的境界明瞭な紅斑を認める.表面抗原から数週間後に発生する.上気道感染症(学童期に多い)皮膚・軟部組織感染症

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