病4-3版_web立ち読み_181106

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11955昭和3011955昭和30●置換型　●腺房型●乳頭型　●充実型●微小乳頭型悪性良性 肺胃肝膵胆胃肝肺膵胆肺腫瘍〔p.243〕〔p.245〕〔p.248〕 前浸潤性病変 など●組織型で分類したものを予後や治療方針の違いから非小細胞肺癌，小細胞肺癌，その他の腫瘍に分けて扱う．●肺腫瘍：lung tumor／pulmonary neoplasm　●癌〔関連〕遺伝子／腫瘍遺伝子：oncogene　●癌抑制遺伝子：tumor-suppressor gene　●原発性肺腫瘍：primary lung tumor　●転移性：metastatic　●肺癌：lung cancer／pulmonary carcinoma／lung carcinoma　●肉腫：sarcoma　●扁平上皮癌：squamous cell carcinoma／epidermoid carcinoma　●腺癌：adenocarcinoma　●大細胞癌：large cell carcinoma　●神経内分泌腫瘍：neuroendocrine tumorAn Illustrated Reference Guide位:胃（2016年）位:膵 5位:肺 4位:大腸 3位:乳房 21年齢調整死亡率（人口10万対）位:膵（2016年）位:肝 5位:大腸 4位:胃 3位:肺 2年齢調整死亡率（人口10万対）●肺腫瘍は，原発巣によって原発性肺腫瘍と転移性肺腫瘍に分けられる．●原発性肺腫瘍の悪性のものを原発性肺癌とよび，ほとんどが上皮性の悪性腫瘍である．●肺癌の年齢調整死亡率は，1955年に比べ，男性は約5倍，女性は●良性の原発性肺腫瘍として，肺過誤腫〔p.244〕やリンパ脈管筋腫症（LAM）〔p.330〕などがある．●他に呼吸器系の腫瘍には，縦隔腫瘍〔p.308〕や胸膜腫瘍（胸膜中皮腫〔p.302〕など）がある．●男性の方が肺癌の死亡率が高い．30010010'6540'7550'8560ʼ90平成210010'957'0517'1628'6540'7550'8560ʼ90平成2'957'0517全悪性新生物食道大腸結腸白血病（年）〔p.254〕全悪性新生物大腸子宮乳房食道白血病結腸（年）'1628監　修滝口 裕一注：1）大腸は，結腸と直腸S状結腸移行部および直腸を 示す．ただし，1965年ま では直腸肛門部を含む．2）結腸は，大腸の再掲である．3）肝は，肝及び肝内胆管を示す．4）年齢調整死亡率の基準人口は「昭和60年モデル人口」である．厚生労働省：人口動態統計224肺腫瘍 悪性腫瘍は組織型が重要 肺腫瘍の分類 悪性腫瘍の中で死亡率が高い 肺癌の統計部位別にみた悪性新生物（悪性腫瘍） の年齢調整死亡率の推移原発巣による分類原発性肺腫瘍転移性肺腫瘍〔p.255〕男性1悪性/良性による分類扁平上皮癌上皮性の悪性腫瘍非上皮性の悪性腫瘍（肉腫・リンパ腫など）など大細胞癌〔p.233〕神経内分泌腫瘍※他に，前浸潤性病変，腺扁平上皮癌などがある．約4倍に増加し，近年は横ばい傾向にある．女性300組織型（病理所見）による分類角化型 非角化型類基底細胞型 など浸潤性腺癌腺癌微少浸潤性腺癌小細胞癌大細胞神経内分泌癌 定型カルチノイド 異型カルチノイド臨床（治療）上の分類非小細胞肺癌小細胞肺癌〔p.251〕その他など肺腫瘍の概要肺腫瘍総論