空腹時血糖値(静脈血漿値)●糖尿病の典型的症状*1●確実な糖尿病網膜症●検査した時点での血糖値が糖尿病型の基準値を満たしていなくても,過去に糖尿病と診断された証拠がある場合は,糖●糖代謝異常の判定基準は,血糖値を用いた場合,次のよう●空腹時血糖値<110mg/dL,かつ75g OGTT 2時間値<●空腹時血糖値≧126mg/dL,75g OGTT2時間値≧●正常型と糖尿病型のどちらにも属さないものを境界型とする〔p.33〕.●血糖値(BG):blood glucose level ●糖化ヘモグロビン(HbA1c):hemoglobin A1c ●経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):oral glucose tolerance test ●境界型:borderline type ●空腹時血糖(FPG/FBG):fasting plasma glucose/fasting blood glucose ●随時血糖:casual blood glucose/casual plasma glucose ●空腹時血糖異常(IFG):impaired fasting glycemia●糖尿病とは,インスリン作用不足による高血糖を主徴とする慢性の代謝性疾患群である.●糖尿病と診断するためには,❶高血糖の診断(血糖値検査)と,❷慢性であることの診(mg/dL)日本糖尿病学会 編・著:糖尿病治療ガイド2024.文光堂,2024,p.18より改変(mg/dL)監修弘世 貴久河盛 隆造*1口渇,多飲,多尿,体重減少*2HbA1cの反復検査では糖尿病と診断できない.*1空腹時血糖異常(IFG)は空腹時血糖値110〜125mg/dLで,2時間値を測定した場合には140mg/dL未満の群を示す(WHO).ただしアメリカ糖尿病学会(ADA)では空腹時血糖値100〜125mg/dLとして,空腹時血糖値のみで判定している.*2空腹時血糖値が100〜109mg/dLは正常域ではあるが,「正常高値〔p.33〕」とする.この集団は糖尿病への移行やOGTT時*3耐糖能異常(IGT)はWHOの糖尿病診断基準に取り入れられた分類で,空腹時血糖値126mg/dL未満,75gOGTT2時間再検査(血糖検査は必須)いずれも糖尿病型でないHbA1cのみ糖尿病型*2糖尿病疑い糖尿病型IFG/IGT境界型耐糖能異常(IGT)*3140200血糖値のみ糖尿病型のいずれかありなし再検査いずれも糖尿病型でないHbA1cのみ糖尿病型糖尿病疑いHbA1cのみ糖尿病型なるべく1ヵ月以内に血糖値とHbA1cともに糖尿病型血糖値のみ糖尿病型糖尿病3〜6ヵ月以内に血糖値・HbA1cを再検査空腹時血糖値および75gOGTTによる判定区分126空腹時血糖異常(IFG)*1正常高値*2110100正常型負荷後2時間血糖値(静脈血漿値)糖尿病型:血糖値(空腹時≧126mg/dL,OGTT2時間≧200mg/dL,随時≧200mg/dLのいずれか),HbA1c≧6.5%血糖値とHbA1cともに糖尿病型糖尿病血糖値とHbA1cともに糖尿病型血糖値のみ糖尿病型糖尿病の耐糖能障害の程度からみて多様な集団であるため,OGTTを行うことが勧められる.値140〜199mg/dLの群を示す.32糖代謝異常日本糖尿病学会 糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告(国際標準化対応版):糖尿病 2012;55(7):494より改変An Illustrated Reference Guide+αもっとわかる 血糖値とHbA1c 診断のながれ 正常型,境界型,糖尿病型に分けられる 糖代謝異常の判定区分尿病として対応する.に正常型,境界型,糖尿病型の3つに分けられる.140mg/dLのものを正常型とする.200mg/dL,随時血糖値≧200mg/dLのいずれかを満たすものを糖尿病型とする.断(HbA1cなど)が必要である.診断と検査糖尿病の診断と治療
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