Y値) ●骨梁の数は減少し,また狭細化している. 断裂も認められる.ヤム〔p.154〕閉経後の女性,または50歳以降の男性において,低骨量が原因で,歩行中の転倒や物を持ち上げるなどの軽微な外力によって発生する,非外傷性骨折のこと.椎体,大腿骨近位部,橈骨遠位端などに好発する.〔p.155〕単位体積(または面積)当たりの骨量〔p.155〕.原則として腰椎または大腿骨近位部で測定する.行えない場合は橈骨や第2中手骨で行う〔p.162〕.●骨強度:bone strength ●生活の質:quality of life ●原発性骨粗鬆症:primary osteoporosis ●続発性骨粗鬆症:secondary osteoporosis ●閉経後骨粗鬆症:postmenopausal osteoporosis ●椎体圧迫骨折:vertebral compression fracture ●脆弱性骨折:insuciency fracture ●骨量:bone mass ●骨密度(BMD):bone mineral density ●アルカリホスファターゼ(ALP):alkaline phosphatase ●サルコペニア:sarcopenia ●フレイル:frailty●本症は多因子疾患であり,遺伝因子や生活習慣(食事,運動,喫煙,アルコール多●脆弱性骨折〔p.158W〕の既往自体が,骨密度によらず骨折の危険因子であることが分●続発性骨粗鬆症では,グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症が重要である〔p.169〕.●サルコペニア〔p.210〕,フレイル〔p.208〕,ロコモティブシンドローム〔p.208W〕といった身体機●骨粗鬆症では,正常と比べて骨密度の低下と骨質の劣化がみられ,骨強度が低下している〔p.156〕.●海綿骨では骨代謝回転が速い〔p.154〕ため,皮質骨よりも顕著に骨質の劣化がみられる.●縦横ともに密な骨梁により構成されている.脆弱性骨折 骨密度 AM(若年成人平均〔p.155〕骨量が最大に達している若年成人の平均骨密度.部位で異なり,腰椎では20〜44歳,大腿骨近位部では20〜29歳の平均とする.オステオカルシン 〔p.164〕骨芽細胞より合成される骨基質蛋白の一種である.骨形成に関わっており,ビタミンK2により活性化される.また,骨芽細胞の活性のマーカーとして骨代謝疾患の評価に用いられる.osteoporosis原発性骨粗鬆症〔p.160〕続発性骨粗鬆症〔p.169〕〈閉経後ではエストロゲン↓,高齢者では骨形成↓〉骨粗鬆症監修細井 孝之骨粗鬆症閉経後骨粗鬆症老人性骨粗鬆症〈脆弱性骨折〉〈骨絶対量の減少〉158M 80〜 M 81 写真提供:井上 哲郎 写真提供:井上 哲郎❶閉経後の女性,高齢者に好発する. ❷腰背部痛,椎体〔圧迫〕骨折による脊柱後弯変形, 大腿骨近位部骨折がみられる.❸骨量測定で骨密度低下を認める.❹X線像で,透過性亢進,骨梁の不明瞭化, 骨折による椎体変形(魚椎,楔状椎,扁平椎)がみられる.❺血液検査で血清Ca,Pは正常,ALPは正常〜軽度↑がみられる. 〈他疾患との鑑別〉➡骨粗鬆症を考える.治療●骨折のリスクを下げるために食事療法や運動療法,ビスホスホネート投与などの薬物療法を行い,QOLの維持・改善を図る.骨強度の低下により,骨が脆くなり骨折しやすくなる骨疾患で,閉経後の女性に好発する.骨折により自立機能が障害され,寝たきりを含めた高齢者のQOL低下の大きな要因となっている.人口の高齢化とともに増加し,日本の患者数は約1,600万人と推測されている.主に閉経や加齢が原因となる原発性と,その他の要因による続発性に分類されるが,ここでは原発性を中心に述べる.飲など)などが発症に大きく影響する〔p.164〕.かっており,診断や治療においても重要な因子となっている.能低下と脆弱性骨折は強い関連があり,特に骨粗鬆症とサルコペニアは合併しやすい.intro.MINIMUM ESSENCE 骨強度が低下する 骨粗鬆症とはAn Illustrated Reference Guide+αもっとわかる海綿骨の骨微細構造の変化(椎骨断面)正常骨粗鬆症
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