病みえ2-6Web立ち読み
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*β遮断薬とCa 拮抗薬併用の有効性については,明確肥大型心筋症(HCM)● アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬/アンジオテンシンⅡ受容体遮断薬(ARB):angiotensinⅡ receptor blocker  ● アンジオテンシン変換酵素(ACE):angiotensin converting enzyme  ● 植込み型除細動器(ICD):implantable cardioverter defibrillator  ● 経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA):percutaneous transluminal septal myocardial ablation  ● ニューヨーク心臓協会(NYHA):New York Heart Association● HCM の治 療 選 択のながれ● 心 房 細 動(AF)〔p.198〕があ● この他,日常生活管理として,激しい運動の禁止,禁酒,禁煙なども行う.● 最近の心原性・原因不明の失神,左室壁厚 ≧ 30 mm など,突然死の危険因子〔次項〕がある場合,植込み型除細動器● 次の危険因子があれば,ICD● 左室壁厚≧30 mm● 突然死の家族歴● 非持続性心室頻拍● 運動時の血圧反応異常● β遮断薬● Ca 拮抗薬(ベラパミル,ジルチアゼム)*● Na チャネル遮断薬(シベンゾリン,ジソピラミド)● 心筋ミオシン阻害薬(マバカムテン)**● 中隔縮小術(PTSMA〔次項〕,● PTSMA は,冠動脈にエタノールを注入することで,局所的に心筋を壊死させて● 閉塞性肥大型心筋症(HOCM)や心室中部閉塞性肥大型心筋症(MVO- HCM)に● 心筋切除術などの手術療法よりも,非侵襲的かつ同程度の効果があると期待され● β遮断薬● Ca 拮抗薬(ベラパミル,● 利尿薬● 電気的除細動● 抗不整脈薬● 抗凝固薬  など● β遮断薬 ● ARB ● ACE 阻害薬● 利尿薬  など● 心臓再同期療法 〔p.111〕● 補助人工心臓 〔p.114〕 〔p.115〕● 心臓移植 2612025 年改訂版心不全診療ガイドライン.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2025/03/JCS2025_Kato.pdf(2025 年 12月閲覧)An Illustrated Reference Guide心筋疾患+αもっとわかる 肥大心筋を壊死させる 経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA) 左室流出路狭窄の有無で分かれる 治療 ICDの適応となる 突然死の予防を次に示す.る場合は,その治療を並行して行う.(ICD)〔p.182〕が用いられる.図る.〔p.182〕を用い突 然 死の予 防を狭窄を改善させる治療である.よる症状が薬物療法でコントロールできない場合に行う.ている.**NYHA Ⅳ度〔p.126〕の患者における有効性・安全性は参考:日本循環器学会 / 日本心不全学会.突然死の危険因子● VF・VTによる心停止の既往● 持続性心室頻拍の既往● 最近(特に6 ヵ月以内)の心原性 or 原因不明の失神など左室流出路狭窄ありβ遮断薬が禁忌/忍容性なし十分な効果なし十分な効果あり十分な効果なし十分な効果あり外科的中隔心筋切除術)❶ 心室中隔を栄養する冠動脈にカテーテルを進める.肥大型心筋症(HCM)AF ありLVEF≧50%ジルチアゼム)には定められていない.確立していない.心筋の壊死❷ エタノー ルを注入.左室流出路狭窄なしLVEF<50%狭窄の改善

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