病14-1版_1刷
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●治療:treatment ●薬物療法:pharmacotherapy ●理学療法:physical therapy ●光線療法:phototherapy ●紫外線(UV) 療法:ultraviolet therapy ●レーザー療法:laser therapy ●エキシマライト療法:excimer light therapy ●ナローバンドUVB療法 (NB-UVB療法):narrow band ultraviolet B therapy ●PUVA 療法:PUVA therapy ●Qスイッチレーザー:Q-switched lasers ●赤外線療法:infrared therapy ●凍結療法:cryotherapy ●温熱療法:thermotherapy ●手術療法:skin surgeryAn Illustrated Reference Guide●外用薬を塗り,局所に薬物を作用させる.●内服や注射によって全身に薬物を作用させる.●慢性・難治性の疾患の病変に対して紫外線を当てる.●作用機序は,細胞障害作用や局所的免疫抑制作用がある.●使う機器により,全身に照射することも局所に照射することもできる.●PUVAにおけるソラレン使用法には,外用・内服・薬浴(バス)がある.●特定波長のレーザーを用いて,特定の色素を有する細胞を選択的に破●皮膚科の治療には,次のようなものがある.●温熱作用や血行促進作用,消炎作用を期待して,赤外線を照射する.●急速な冷凍と緩徐な解凍とを繰り返して病変組織を破壊する.●病変部を加温することで,微生物の増殖を抑えたり,腫瘍に対する薬物・Qスイッチレーザー〔p.71〕光線療法理学療法●病変を切開・切除したり,植皮を行ったりして外科的に治療する.●内服●静脈注射●皮下注射●全身に作用する.●皮膚病変の範囲が広い場合や,全身臓器の障害をきたす疾患●薬物が全身に拡散するので,副作用や代謝・排泄を考慮しつ●外用した部位にのみ作用する.●皮膚病変の範囲があまり広くない場合に行う.●病変部周囲に薬物が留まる一方,病変部以外には薬物が●そのため,より高濃度の薬物を使用しても,全身性の副●単純塗布〔p.60〕●重層塗布〔p.60〕●閉鎖密封療法(ODT)〔p.61〕58治療 アプローチ法が多彩 治療総論 薬物療法を2つに大別する 局所外用療法と全身療法●薬物療法は,薬物の作用が及ぶ範囲によって局所外用療法と全身療法〔p.64〕とに分けられる.皮膚科で扱う疾患には,PUVA療法〔p.68〕全身療法〔p.64〕壊する.放射線治療を補助したりする.監修森田 明理治療法薬物療法局所外用療法〔p.59〕エキシマライト療法〔p.66〕ナローバンドUVB療法〔p.67〕紫外線療法レーザー療法色素レーザー〔p.72〕赤外線療法凍結療法温熱療法手術療法〔p.73〕局所外用療法が可能なものが多い.局所外用療法分布しにくい.作用が少ない(薬物によっては,濃度に限度がある).病変部※病変部以外に広く外用することもある(例:保湿).概要で行う.つ,病変部で有効濃度を保つ必要がある.全身療法治療

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