病みえ11-2
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●ミオトーム/筋分節:myotome ●運動麻痺:motor paralysis ●筋力低下:muscle weakness ●筋萎縮:muscle atrophy ●徒手筋力テスト(MMT):manual muscle testing●肩甲挙筋●胸鎖乳突筋●横隔膜●僧帽筋●三角筋●上腕二頭筋●大胸筋●円回内筋●腕橈骨筋●橈側手根伸筋●上腕三頭筋●橈側手根屈筋●指伸筋群●指屈筋群●手の内在筋●上部肋間筋●上部背筋●腹筋群●胸椎部背筋群●腸腰筋●大腿四頭筋●大腿二頭筋●前脛骨筋●長趾伸筋●長母趾伸筋●大殿筋●下腿三頭筋●長趾屈筋●長母趾屈筋体幹の疾患脊椎・脊髄の疾患総論●縫工筋233An Illustrated Reference Guide+αもっとわかる 運動麻痺領域などから障害高位を推定 ミオトームによる高位診断●ミオトーム(筋分節)とは,それぞれの脊髄神経の運動器における支配領域のことである.●運動麻痺や筋力低下,筋萎縮が生じた筋を調べることで,障害高位を推定することができる.●運動麻痺や筋力低下の検査として徒手筋力テスト(MMT)〔p.492〕を行う.●第7〜12胸髄(T7〜T12)の高位診断では,Beevor徴候〔p.232W〕を調べる.呼吸挙上屈曲・伸展外転内転伸展屈曲回外回内背屈(伸展)掌屈(屈曲)屈曲主な運動機能●頭部の前屈・回旋●呼吸●肩甲骨挙上●肩関節屈曲・外転・伸展●肘関節屈曲・前腕の回外●肩関節内転●肘関節屈曲・前腕の回内●手関節背屈(伸展)●肘関節伸展●手関節掌屈(屈曲)●指の伸展●指の屈曲こうち●手の巧緻運動●呼吸予備力増大●上部体幹の安定性●骨盤帯挙上●体幹の屈曲●股関節屈曲●膝関節伸展●膝関節屈曲●足関節背屈●足趾の伸展●股関節伸展●足関節底屈●足趾の屈曲主な動作筋ミオトームの目安髄節高位C1〜C3前屈回旋屈曲屈曲伸展※表では,ミオトームの目安として髄節高位と動作筋を1対1の関係で示しているが,実際は筋は複数の髄節によって支配されている(例:上腕三頭筋はC6〜C8支配,前脛骨筋はL4・L5支配).屈曲伸展背屈底屈C4C5C6C7C8〜T1T2〜T6T7〜T12L1〜L3L4L5S1

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