●肩関節：glenohumeral joint／shoulder joint ●軸射〔像〕：axial view／skyline view ●肩甲骨：scapula／shoulder blade ●上腕骨頭：head of humerus／humeral head ●関節窩：glenoid cavity ●肩峰：acromion ●鎖骨：clavicle ●烏口突起：coracoid process ●カセッテ：cassette●正面像を含め，少なくとも2方向の撮影を行う．約30°約30°X線の方向X線中心カセッテ●体を傾けずに前後方向撮影をする場合X線の方向X線中心●肩峰と烏口突起，肩甲骨体部がY字に見える像（スカプラY像）が得られる．病的所見として肩峰の骨棘形成が観察しやすい撮影法である．●関節窩や上腕骨頭の様子，位置関係を観察できる．102An Illustrated Reference Guide写真提供：伊藤 陽一+αもっとわかる 画像診断の基本となる X線像●肩関節の単純X線検査は，正面像（前後方向撮影像），肩甲骨Y撮影像（側面像），軸射像の撮影が一般的である．肩甲骨は前額面に対して約30°傾いています．肩関節の関節面（肩甲骨の関節窩と上腕骨頭）を正面に向けるには，体を傾ける必要があるのです．大結節肩峰小結節鎖骨烏口突起肩甲骨体部上腕骨頭小結節小結節肩峰関節窩肩甲骨関節窩整形外科医関節窩上腕骨頭右肩（成人，正常）正面像肩甲骨Y撮影像軸射像肩甲骨の傾き前額面上腕骨頭カセッテ〔p.54〕鎖骨烏口突起上腕骨頭関節窩は，肩関節の斜位像が得られる．肩鎖関節肩峰X線中心上腕骨骨幹部
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