病10-4版_立ち読み
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●妊娠初期:early pregnancy ●妊娠月数:month of pregnancy ●胎児計測:fetometry ●胚:embryo ●排卵:ovulation ●受精:fertilization ●桑実胚:morula ●胞胚:blastula ●着床:implantation ●胚盤:embryonal disk ●卵管膨大部:ampulla of the tube/ampulla of Fallopian tube ●卵割:cleavage ●絨毛:villus ●ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG):human chorionic gonadotropin ●妊娠黄体:corpus luteum graviditatis ●卵黄囊:yolk sac ●胎芽:embryo ●器官形成期:organogenic periodAn Illustrated Reference Guide●各項目に示した週数はあくまで目安であり,厳密なものではないことに注意する.約6日●発生週数は 妊娠週数−2週●中枢神経系,心臓形成開始(5週頃)●胎芽心拍動が超音波検査で認められる(6週頃).●肺形成開始(7週頃)●胎盤形成開始(7週)●卵管膨大部で受精●卵割しながら子宮腔へ輸送される.●受精後6〜7日頃に着床開始,12日頃完了●着床は胞胚期に起こる.●着床によって妊娠が成立する(2週).●妊娠成立後絨毛形成開始➡hCG分泌開始(2週以降)●黄体は妊娠黄体となり,hCGの刺激によってエストロゲン,プロゲステロンを分泌し妊娠を維持する〔p.35〕.●卵黄囊で造血が始まる.●妊娠反応陽性(4週以降)〔尿中hCG 25〜1,000IU/L〕●つわり症状出現(5〜6週頃)〔p.88〕●器官形成期:催奇形因子(薬物,放射線,高血糖, ●葉酸不足で二分脊椎〔p.26,84〕●妊娠悪阻〔p.88〕●異所性妊娠〔p.94〕●生化学的妊娠〔p.90〕は通常は流産の回数には含まない.●7週までに心拍が確認されない場合,流産と診断〔p.92〕.●妊娠が判明してからの葉酸摂取では効果が低いた第2月第1月7週6週5週4週3週2週1週0週*胎芽期・胎児期の週数による期間区分には諸説あり,妊娠10週未満を胎芽期,10週以上を胎児期とする場合もある.6 最もダイナミックに変化する 妊娠初期のながれ妊娠区分妊娠月数妊娠週数最終月経母体と胎児子宮内膜月経期子宮の大きさ高さ子宮子宮底長底超音波検査による胎児計測(妊娠週数の推定)胎児の成長母体の変化注意すべき主な異常その他妊娠初期(第1月〜4月2週)排卵受精桑実胚胚盤胞着床二層性胚盤増殖期分泌期妊卵(胚)中枢神経系三層性胚盤鶏卵大胎囊(GS)➡エストロゲン,プロゲステロン産生が妊娠黄体から胎盤へ徐々に移行(7週以降)〔p.35〕.風疹)で奇形のリスク上昇〔p.26〕め,普段から摂取を心がけることが重要.胎芽期(8週未満)*器官形成期耳眼心臓下肢上肢鵞卵大6週1.5cm※最近は,妊娠週数,予定日の確認を目的としてGSを計測することはない.

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