――医療保障制度〔p.162 〕現 金(金 銭)で行う保険給付.療養費,傷病手当金などが該当する.〔p.162 〕物やサービスで行う保険給付.療養の給付が該当する.〔p.163 〕医療保険が適用される診療のこと.保険適用外の自由診療は全額自己負担となる.● 70 〜 74 歳・ ・・・・・・2 割(現役並み所得者は 3 割)● 75 歳〜・・・・・・・・・・1 割(一定以上所得のある者は 2 割,● 被保険者は,保険者に所得に応じた保険料を支払う● 病気や怪我をしたときに医療サービスを受け,一部負担金を支払う● 被用者保険,国民健康保険,後期高齢者医療制度の 3 つに大別される● 全ての国民がいずれかの医療保険制度に加入する● 現金ではなく,現物(医療サービス)が給付される● 保険料を主な財源とする(⇔税方式:租税を財源とする)● 特定の対象者について,国や地方自治体が医療費の全額あるいは一部● 感染症法・ ・・・・・・・・・・・ ・新感染症による入院,1・2 類感染症による入院,● 精神保健福祉法・ ・・・・・ 精神障害者の措置入院● 生活保護法・ ・・・・・・・・・ 生活保護の医療扶助● 障害者総合支援法・ ・・・ 障害者の自立支援医療(衛 - 211 )・ 現役並み所得者は 3 割)― 医療保険 ▼――〔p.161〕― 公費医療 ―――〔p.166〕医療保障制度とは,国民が必要な医療を受けられることを保障する仕組みであり,医療保険制度,公費医療制度に分けられる.全ての国民が加入する医療保険制度を土台として,特定の対象者の医療費負担をさらに軽減する公費医療制度が設けられている.全ての国民が被保険者となり保険料を出し合い,傷病の際に医療の給付を受ける(社会保険方式)公衆衛生や社会福祉の観点から,公費を財源として特定の対象者(感染症患者,生活困窮者,障害者など)の医療費負担を軽減する(社会扶助方式)を公費で負担する結核の適正医療財 源被保険者が納める保険料が主(公費も多い)国や地方自治体の公費原 則 3 割 例 外 ● 義務教育就学前・・・2 割法律による主なもの仕組み〔p.166 〕160医療保険❶ 医療保険の種類 ▼❷ 自己負担割合❸ 国民皆保険(1961 年に達成)❹ 現物給付❺ 社会保険方式公費医療 職域保険被用者保険は事業所単 位で加 入するため,職域保険と呼ばれる.地域保険国民健康保険は居住地ごとに加入するため,地域保険と呼ばれる.現金給付 現物給付 社会保険方式加入者の支払う保険料を主な財源とする社会保障の仕組み.保険料の拠出と保険給付が対 価 的な関 係にあり,給付の権利性が強い.税方式租 税(税 金)を財 源とする社会保障の仕組み.所得再分配機能に優れるが,給付の水準が国の財政状況に左右されやすい.保険診療 ▼医療保険には公的医療保険だけでなく民間の医療保険もあるが,本書における「医療保険」は特に記載がない場合,公的医療保険を指す.医療保障制度
元のページ ../index.html#10