からだがみえる
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=1−1≒1●チン小帯:ciliary zonule/zonule of Zinn ●虹彩:iris ●動眼神経:oculomotor nerve ●副交感神経:parasympathetic nerve ●調節力:amplitude of accommodation ●正視:emmetropia ●調節域:region of accommodation●毛様体筋は,動眼神経(第Ⅲ脳神経)の副交感神経線維の支配を受ける平滑筋である.筋線維の走行により,輪状線維(Mミュラーüller筋),放線状線維,経線状線維(Bブリュッケrücke筋)に分けられる.感覚器視覚と視覚器の機能●最大限に調節して焦点を合わせられる距離●屈折力最大●無調節で焦点を合わせられる距離●屈折力最小●調節力が高いほど,遠方から近方まで幅広い距離の対象に焦点を合わせることができることを示す.遠見時近見時279An Illustrated Reference Guide 水晶体の厚みが変わる 調節の機序●調節は,様々な距離の対象に焦点を合わせるための機能である.●焦点距離を変えるためには屈折力を変化させる必要があり,水晶体の厚さが変化することでこれが可能となる.●水晶体には弾性があり,水晶体を支持しているZチンinn小帯の緊張が毛もうようたい様体筋の収縮・弛緩で変化することにより,受動的に厚さが変化する. 屈折力をどれだけ変えられるか 調節力●調節力は,屈折力を変えられる程度を表したものである.●最大限に調節した状態の屈折力から,無調節時の屈折力を引いたもので,単位はD(ジオプトリー)となる.対象調節力(D)=近点屈折力(D)−遠点屈折力(D)近点距離(m)遠点毛様体虹彩遠点距離(m)近点距離(m)調節域Zinn小帯毛様体筋“無調節時”というと,毛様体筋が弛緩している状態を指し,最も遠方に焦点が合う眼の屈折状態です.近くを見るときには毛様体の収縮が必要で,長時間にわたると“目が疲れる”わけです.※正視〔p.280〕の場合,遠点距離は十分に大きいため,近点距離のみから計算した値を調節力とみなせる(どこまで近くに焦点を合わせられるかが重要).近点Zinn小帯緊張Zinn小帯弛緩毛様体筋弛緩水晶体が薄くなる(屈折力⬇)毛様体筋収縮水晶体が厚くなる(屈折力⬆)

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